富貴蘭(フウラン)情報ガイド

【富貴蘭(フウラン)についてpart1】

世の中にはたくさんの種類の花があります。

その中で、富貴蘭という花を紹介します。

この富貴蘭の由来ですが、野性蘭の中に分類される、フウランという蘭の変異品種というところからきています。

このフウランというのは、日本で自生する蘭なのです。

日本の中でも、関西よりも西にある常緑樹に着生するという蘭のことです。

フウランは風を好むことから、“風蘭(フウラン)”という名になったとの話があります。

このフウランの変異品種である富貴蘭は、洋蘭のバンダという蘭の仲間とされています。

ここではバンダという蘭を比較に出しましたが、洋蘭の中ではこのバンダよりも、もっと近い仲間もいます。

この富貴蘭は、これらの洋蘭の仲間ではありますが、大きさはなんと、大きいものでも10センチから15センチほどしかない、小型の蘭なのです。

そんな小さな蘭なのですが、国産の蘭ということもあり、とても丈夫であり、乾燥にもとても強いため、ご家庭で栽培をする場合にも、基本的なポイントさえ押さえておけば、簡単に栽培できてしまうという優れた部分もあります。

フウランの花は6月の下旬頃に開花します。そして夕方になると、白粉のような甘く、よい香りを放ちます。

【富貴蘭(フウラン)についてpart2】

ここでは、野性蘭である“フウラン”の変異品種である、富貴蘭についてご紹介したいと思います。

このフウランの変異品種、富貴蘭は、さかのぼること江戸時代、そのときの11代将軍徳川家斎がこよなく愛したとされる蘭として、有名な花なのです。

この富貴蘭は、このようなお殿様と呼ばれるようなお金持ち、つまり今で言うセレブのような人しか愛好できないほどの高価な蘭でもあって、そのことから“富貴な人”が愛好する蘭というイメージになっているわけです。

みなさんも知ってのとおり、現代では、“蘭は高価”というイメージはここからきているのです。

なぜか蘭という花は高価であるという印象がついていますが、とてもハイカラでキレイな花を咲かせる蘭はこの“高価”というイメージがピッタリなのかもしれません。

洋蘭についても同じことのようです。

廃仏棄釈の時代にハイカラな花として、人々にもてはやされた蘭なのですが、これも一部上流階級の人にしか入手栽培できないような高価なものでした。このことからも、蘭というのは全体的に“高価”という印象を持つ風潮があるようです。

蘭を愛好するのはお金持ちのシンボルと言っても過言ではないのかもしれません。

【富貴蘭(フウラン)についてpart3】

富貴蘭とは、野生蘭であるフウランの変異品種のことです。

ここでは、富貴蘭のもととなったフウランについてご紹介したいと思います。

フウランとは、単子葉植物ラン科に属している、木に着生する常緑多年草です。

茎は短く直立していて、隙間なく葉をつけます。

この葉は細くて硬く、先端の方がとがった形をしていますが、断面が三角になるほど厚くて、鎌形で互生します。

このフウランは夏に花茎を出します。花の色は白く、数個の花をつけます。

その花びらは、萼片が3枚で、花弁が2枚という構造になっています。

距は彎曲していて、花柄と同じくらいの長さがあります。この萼片、花弁、距、花柄は白色をしています。

その花はとても美しくて、香りもよく、観賞用に栽培されています。

また、園芸品種でもあります。

フウランは、一つの株では、ほとんどの花が同じ方向を向いて咲くので、非常に印象的なのです。

このフウランも富貴蘭も、ともに日本蘭なので、とても乾燥に強く、栽培もそれほど難しくなく、ポイントをおさえていれば、誰でも簡単に栽培できてしまうようです。

富貴蘭は江戸時代に富貴な人に愛好される蘭として有名だったためにこのような“富貴蘭”という名前がついたとされています。

【富貴蘭とフウランの違い】

富貴蘭とは、野性蘭であるフウランの変異品種として有名な花なのですが、細かくは、どのような違いがあるのでしょうか。

富貴蘭とは、フウランの変異個体のうち特に優れた葉の斑模様、つまり“葉芸”を持っていて、特別に「日本富貴蘭会」に登録されたものを富貴蘭と呼んでいるのです。

この富貴蘭の歴史は古く、さかのぼること江戸時代、このときの11代将軍徳川家斎が愛好した蘭とされています。

この徳川家斎が愛好したことによって、一大ブームが巻き起こり、大名行列の籠の中にフウランの鉢をぶらさげて、香りを楽しんだお殿様のいたとのことです。

富貴蘭、フウランと言えば、あの独特な盛り上がった植え方ですが、この植え方についても、すでに江戸時代には完成していたようです。

富貴蘭という名前の由来は色々とありますが、どれも定かではないようです。

たとえば、富貴蘭のすべてが観賞用の対象となる「富貴」な姿からきているという説もありますし、この富貴蘭が高価だったために、高貴な人々に愛好されたからという説も否めません。

ただ、どちらにしても納得のいく由来ではないでしょうか。

富貴蘭とフウラン、そんなに大きな違いはないのではないでしょうか。

【富貴蘭のもととなるフウラン】

富貴蘭のもととなるフウランは、野生蘭の一種で、木に着生する蘭のことです。

このフウランは、成長がとても遅く、通年を通して安定した葉姿が楽しめる蘭です。

観賞用として栽培される場合が多いようです。

このフウランは驚くことに、葉が1枚発生してから、すべての展開を終えるのにも4ヶ月はかかります。

しかし、このフウランは日本蘭の一種で、乾燥に強く、丈夫な植物なので、コツさえつかんでしまえば、とても育てやすい蘭なのです。

蘭と言えば、みなさんのイメージでは“とても高価”という印象が強いはずです。

その証拠にこのフウランや富貴蘭はとても高価なものもあります。

しかし、そのイメージとは逆に、園芸店へ行けば数百円程度から購入することのできるものもあるのです。

フウランはとてものんびりと生きている蘭です。

春に白い花をつけますが、その香りはとてもよい香りです。

バニラのような甘い香りというのが一般的でしょうか。ちなみにバニラも蘭科の植物なのです。

この甘い香りは特に夕方になると濃厚に匂いを漂わせます。

魅力のある花姿は観賞用としても楽しめ、そして香りも楽しむことのできるということで、このフウランはとても人気のある花なのです。

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